こんにちは。歯科衛生士の水越です。
先日、愛知学院短期大学部で行われた卒後フォローアップ研修に参加してきました。
国家試験に合格し、歯科衛生士として働き始めても患者さんの口腔内に触れることが不安だと感じていたところ、院長先生からこういった研修があることを
教えて頂きました。
2日間の講義と2日間の実習に加え、愛知学院大学歯学部付属病院での実習も受講させて頂きました。歯科衛生士としてどうあるべきか、
どう患者さんと向き合っていくべきなのかを教えて頂ける貴重な経験をすることができました。
この5日間で私が一番心に残ったことは、1日目の歯科衛生士としての心得の講義です。
患者さんのことを理解し行動を変えてもらうために、いかに他人事ではなく、自分の事として捉えて考えてもらうことが
口腔の健康を守るためにも重要だと実感しました。
実際に当院では、すべての患者さんに唾液検査を受けて頂き「何がむし歯の1番の原因になっているのか」「どのくらいむし歯を避ける可能性があるか」を
調べ、新たなむし歯を作らないためにどういった取り組みを行えばよいか患者さんと一緒に考えます。
その他にも、口腔内写真や歯茎の検査・染め出しなどを行い口腔内の状態を調べ改善し維持していけるよう
患者さん1人ひとりにあった指導を行わせて頂いています。
この研修を通して、患者さんをより知るためにもよく見て小さな変化にも目を向け、
患者さんと向き合うことが信頼関係を築いていくためにも大切なポイントだと感じました。
臨床の場での分からないことや不安なことを学び直すことは、とても意味のあることだと感じました。
これから先、少しでも多くの患者さんの健康を守るサポートができるよう日々励みたいと思います。