こんにちは。歯科衛生士の久山です。
11月7日、菰野東こども園に伺い、フッ化物洗口の練習・歯みがき指導・紙芝居を行いました。
現在、菰野東こども園では5歳児さんを対象にフッ化物洗口を実施しています。
今回は、12月から4歳児さんもフッ化物洗口を開始予定のため、その練習を行いました。
4歳児さんはまず「ぶくぶくうがい」の練習から始めます。
いきなりフッ化物で行うのではなく、楽しくお水で練習しながらステップアップしていくことで、安心して取り組むことができます。
10秒・20秒・30秒と、少しずつ時間を延ばしながら上達していきます。
うがいのポイントは、「口まわりの筋肉を上手に使い、お口全体にお水やフッ化物をいきわたらせること」です。
日頃から先生方が丁寧に練習を進めてくださっているおかげで、4歳児さんはとても上手にできていました。
実際のフッ化物洗口は12月からの開始を予定しています。

当日は、私たちがタコやフグの口をまねしながら、園児さんと一緒に楽しく練習しました。
5歳児さんには歯みがき指導を行い、磨く順番を決めて、1か所ずつ20回磨く練習をしました。
さすが5歳児さん、みんなとても上手に磨けていました。 歯みがき指導やうがいの練習の後は、スタッフ手作りの紙芝居を楽しんでもらいました。
菰野きむら歯科には保育士としても活躍するスタッフがいて、そのスタッフを中心に作られた素敵な紙芝居です。
スタッフみんなが協力し、温かく楽しい時間になりました。

今回園児さんにお伝えしたかったことは、
「歯みがきだけでなく、フッ素入りの歯みがき粉を使うことで、よりしっかり歯を守ることができる」という点です。
歯みがきの後は、少量のお水(ペットボトルのキャップ1杯程度)で口をすすぐことです。
ほんの少しの工夫で、虫歯予防の効果はぐんと高まります。
たくさんのお水でうがいをしてしまうとせっかくのフッ素が洗い流されてしまうので注意しましょう。
子どもの頃から歯の大切さを知り、毎日少しずつ習慣として実践していくことで、将来も健康な歯を保つことができます。
今回は特に、
「フッ素入り歯みがき粉を使って歯を磨くこと」
「食事は決まった時間に楽しむこと」
この2つをお伝えしました。
子どもたちがいつまでも健康な歯でおいしく食事をし、笑顔あふれる毎日を過ごせるよう、
私たち歯科衛生士もそのお手伝いができれば嬉しいです。
園児さんが興味を持って熱心に聞いてくれたおかげで、私自身も楽しく指導することができました。
次にまた、元気に成長したみんなに会えるのを楽しみにしています。




